BOB 千秋楽
BOB 全公演無事終了 お疲れ様でした！
昨日、BOBの千秋楽を迎えて観てきました。感無量です。まるちゃんのこれからがますますたのしみになったよ。まるちゃんは役者さんでした。
二役の春彦、秋彦をきちんと演じてました。暗転してから、春彦→秋彦、秋彦→春彦に変わるんだけど、最後の方では薄い照明での中で、春彦→秋彦に変わって。しびれました。カーテンコールも１回目は春彦でにこやかに。２回目は秋彦でキリッと渋くきめて。初回の時、全然知らなくて「２回目出てきたー」って思って観たら、秋彦で出てくるんだもの！ひぃぃぃぃっ！カッコよすぎる！聞いてない聞いてない！ってなったよ（笑） 秋彦で袖に引っ込む時の目線の残し方が毎回たまらんでした。ちょうクールなの。秋彦の「声」がいい！あのすこし低めの声がだいすき。それから目線。冷めた目線。すきー！ちょうイケメンんん！って思いながら観てました。また聴けると思ってなかった、あの声。ギルバート。まるちゃんの「声」って本当にいい声色なんです。やさしくてあまくて凛としてて。効果音も出来ちゃう（笑）とってもいい声なんだって、改めて思いました。伸びやかな声はまるちゃんの財産です。
BOBはとってもすきなお話しで。最後に笑顔で終われる作品がすきなんですけど、BOBもそうでした。一転二転して終わるたのしさ。こうきたか！ってコーフンしたー。それから、OPの始まり方。どんな風に始まるんだろうってドキドキしてワクワクしてたら、音楽が鳴ってモニターが付いて。一瞬でたのしくなって、ものすごくコーフンした。あのOPめちゃくちゃすきです。毎回これから始まる！ってワクワクしたもん。舞台で流れる音楽もすきでした。春彦のいいところを夏美があげていく時に流れる音楽。胸がぶわーっていっぱいになって、やさしい気持ちになる音楽。そして…どうして小説の題名が「BOB」なのか、の種明かし。すごくステキなお話しでした。涙 。ああ、もう１回観たいなぁ。
モニターが左右あって、同時に電源をつけても片方が４秒遅れるそうで（千秋楽カテコ：西田さん談）スタッフさんが片方を４秒早くつけて、同時にモニターが付くようにしてくれてたそうです。それを聞いたまるちゃん。ものすごく感心して、スタッフさんのいるであろう場所に向かって拍手してました。スタッフさんみなさんに支えられてる作品＞＜。。
そして、BOBはすごく考えさせられるお話しでした。夫婦のあり方を考えさせられる。今の自分を振り返らざるを得ないお話しでした（苦笑） 夫婦同士のモノのとらえ方がちがうこと。最初はとらえ方の違いを埋めようとするか合わせようとするけど、だんだんしなくなってたなぁって。まぁ今は向かい合うというよりは並んでちみっこを見ている時期なんでしょうけども。自分の受け取り方次第で変わっていくこと。イタイところをついてきた作品でした（苦笑） まるちゃんが出る作品でこんな風に考えさせられるって思ってなかったよう（笑）
カテコ。ギルバートの時のような初々しさはもうなくて。本当に堂々としてました。やっぱり場数を踏む、経験を積むって大切なことなんだなぁ。ハプニングを起こしてしまったあいりーんをサッとフォローして！*1。この２つのハプニング、一瞬でフォローしてました＞＜。 このフォローはまるちゃんの全やさしさが詰まってるよ。ね。そのハプニングに引きずられる事もなく続きのお芝居をやって。当たり前の事かもしれないけど、まるちゃんがそれをやってのけた事を目の当たりにして、本当に感心しました。しばらくこっちがドギマギして、そのお芝居の続きのセリフが頭に入ってこなかったけどね（苦笑） まるちゃんが本当に成長してるのを観られてうれしいです。
最後に「ここにいる皆さんと、今日までの公演を埋めてくださった皆さんに感謝します。またどこかでお会いできるのをたのしみにしています。」って言ってました。堂々と。最後にお辞儀をして去っていく時、ぴょこんとかかとを上げてアゴをクッと出してからお辞儀をするの、かわゆかったなぁ。最後まで手を振って、やさしい満足そうな笑顔で去っていきました。さわやかに舞台を去っていったまるちゃん。もう次に目を向けているんだね。この舞台で得たものを骨や肉にして、ってまるちゃん言ってたけど、本当にそうなってると思います。BOBを観られてよかった。BOBをやり遂げたまるちゃん、これからのまるちゃんに大きな拍手を！ 送ります。
舞台のツボは自分への覚え書として、追記追記していこうと思ってますー。ああ、どんどん忘れていっちゃう＞＜。。春子ちゃんあんなにかわゆかったのにー＞＜。
